関係でシベリア方面の大陸側から寒気が流入しやすい条件が整ったということで
太平洋側でも最低気温が氷点下になる日が続いたり、北陸では大雪のために高速
道路が閉鎖されて物流に影響が出る事態になりました。

一部の学者の間では太陽の活動が衰退に向かっていて黒点が減少していて地球は
氷河期に向かっているという話も出ていたりはしますが、大多数の研究者は地球
の温暖化は想定以上に進展しているというのが定説で、実際にデータ(事実)は
その状況を証明していますが、世の中には事実を事実だと認定すると自分自身が
負けたことになると考えている偏屈な人も存在するわけで、なかなか事実を素直
に認めようとしない人も少なからず存在します。
真冬になると例年以上に寒くなるのは温暖化のために、極地の寒気が緩んでいる
ことから、本来なら極地でギュっと封じ込められるはずの極寒の冷気が大陸側に
噴き出しているからだと説明されていて、そのような説明を聞くと整合性もあり
専門家でなくても理解できた気になりますが、空気が封じ込められるという意味
が理解できない人も一定の数は存在するのが人間界で、なにを聞いても否定的な
見方しかできない人は仕方ないとしか言えません。
それはともかく、冬が終わるのと同時に気温がドンドン上昇を続けて3月下旬の
早春の時期には25℃を超える夏日の予報が出るようになる、という極端な気候の
変化があると、やはり温暖化が進んでいるんだなと考えるしかないです。
そうは言っても、暦の上では20日には春分の日でありながら、まだ残雪が残って
いる地方も多くて、最高気温も6℃ぐらいで推移しているために本当に温暖化は
進んでいるだろうか?と懐疑的になるのも無理はないと思います。
それでも22日からは東京も愛知県も20℃を超えて、最終週は25度を超えて桜が
開花するなんて言われていますから、去年と同じように4月になったら30度超え
になって夏が来るような気がします。

宮古島では3月、沖縄でも4月末頃には海開き、本州でも6月ぐらいに梅雨入りを
して10年前よりは早い時期に夏になり、10月ぐらいまで夏が続いたと思ったら
突然、寒風吹きすさぶ冬が来るという最近のパターンが繰り返されそうです。