死亡が確認され、行方不明者が数百人規模で出ています。
8棟の高層住宅全体に炎が燃え広がるという状況が今一つ理解できないというか
一つの棟から発生した火災がそんなに簡単に他の棟に引火するだろうか?という
疑問がまず先に立ちますが、現実として8棟の高層住宅が延焼して、多くの死者
と行方不明者(死者の中には消防士もいます)、そして1,000人以上の避難者が
出て、鎮火の目途が立っていないということになっています。
火災の原因は特定されていないものの、三人が過失致死容疑で拘束されていると
報道されていることから火花の出る工事をしていて引火させた疑いということに
なるのかな?と推測します。
火災が燃え広がった原因としては、建物の外壁にポリエチレンシートが貼られて
いたために一気に炎が広がったという説(実際にそのようなことがあったのかは
確認されていませんが、目撃者の話としてそのようなことがあったようです)と
香港特有の足場が炎を広げたという説が出ています。
この建物は改修工事をしていて、建物の外側に竹を組み合わせた足場が組まれて
いたために、燃えやすい竹を伝わって炎が広がったという見方です。
現代の高層建築では、大体の国では鉄パイプを組み合わせた足場を使っています
が香港では伝統的に軽くて持ち運びがしやすい割に、折れにくい竹を使って足場
を組むのが昔からの伝統として残っています。
私が初めて香港に行ったのは、まだ香港カーブで有名だった啓徳空港が、香港の
国際空港として運用されていた頃なので、20世紀の後半ですから、25年以上前
のことになりますが、九龍や銅鑼湾のあたりでは高層ビルの建設が行われていて
竹製の足場がとても目立っていました。
会社の出張でしたがガイドを付けてくれていたので、ガイドが竹製の足場は軽く
丈夫で組み立てが簡単なので、香港では高層ビルも竹製の足場を組んでビル建設
を行っていて、昔からの伝統技術であり、香港の誇るべき技術の一つだと説明を
してくれましたから、香港政庁は危険性が高いので金属製の足場への転換を強く
呼びかけていますが「香港の誇るべき技術」だと理解している人は竹製の足場を
止めるつもりは全くなく、延々と昔ながらの技術で竹製の足場を組んで作業する
伝統を引き継いでいるのでしょうね。
ですから何十年も経って、足を滑らせて落下して死亡する人もいる竹製の足場は
廃止されることもなく、今回のように燃えやすい特性で火災の規模を大きくする
原因になってしまったのだと納得するしかないでしょう。
今回、多くの行方不明者が出ている原因の一つがエレベーターの利用です。
火災時にエレベーターは使用しない、というのは避難時の鉄則のはずなんですが
避難の手段としてエレベーターを使って中に閉じ込められている人が相当数いる
という話が出ています。また30階以上の人がエレベータを使おうとしたら停止中
で使えなかったので階段で逃げたという証言もあるので、突然の避難時になると
冷静さを失ってエレベーターを使おうと考える人が存在するのも問題でしょう。
犬や猫も多くの犠牲が出ているようです。
ともかく、現時点で建物の中に閉じ込められている人が1,000人以上いるという
危険な状態ですから早急にヘリコプターで放水をするとかして鎮火させ、生存者
の捜索を実施するのが重要だと思って推移を見ています。
この高層住宅群は防火対策の脆弱性からの推測ですが、マンションではなく香港
の九龍サイドで、水上生活をしていたボートピープルを湾内から一掃するために
21世紀の初めに作られた建物かも知れませんね。



nice!です!
そして風速14mの強風で飛び火、燃える物ばかりで煙突のようなビルでは・・
被災者にお悔やみ申し上げます。早い復興を祈ります。
香港の高層住宅の火災、映画のCGの様な風景に驚きました。
火災の原因が究明されていませんが、防火基準満たぬ防護ネットを使用の話あり?一気に燃えますね。
小生も竹使用の足場風景を見たことありますが・・・
ここまで高い高層住宅で使用しているのは、知りませんでした。
「水上生活をしていたボートピープルを・・・」なる程です。
別件ですが、有名なジャンボ・キングダムもなくなり、様変わりの香港かな!?(=^・ェ・^=)
お邪魔しました。
ナイス!です。
真っ赤に燃える超高層・・・
映画の1シーンを見ているようでした 😂
日本は大丈夫でしょうか? 疑問も...
自分は竹の足場にビックリしました!
nice!です!!!
以前、ジャッキーチェンの映画だったと思いますが、高層建築の足場に竹を使っていることに驚いた記憶があります。
でも見たところ、マンション内部を含めた構造自体があたかも炭火やキャンプファイヤーのごとく赤々と燃えているようです。
そもそもマンションの建築基準に問題があるのか、あるいはそれを無視して建てた業者と無視を把握できなかった行政とにも問題があるのかもしれませんね。
私が住んでいる築50年の団地でも火事がありましたが、一部屋とその周辺だけで被害は収まりましたよ。
コメントありがとうございます。
>建物の構造で煙突効果が問題だとも報道されてますね
報道ではマンションと書いてありますが、民間のマンションではなく香港政庁が市況価格よりも低額で分譲した日本の公団住宅のような建物なので、下から上へ延焼しやすい構造だったのではないかと思います。40年以上前の基本設計の建物を改修と言っても抜本的な改修は難しいと思うので、外壁を補修するのがメインだったのではないでしょうか。煙突効果は当然あるでしょうね。
コメントありがとうございます。
>大惨事ですね。
香港は活断層がなく地震がないので、高層ビルを建設する際にも耐震性に対する関心が低い、故に火災に対する警戒心も薄いということが災害を大きくした要因の一つではないかと思います。
コメントありがとうございます。
>燃えやすい竹の足場とその上にポリエチレンシート、ビル間隔の狭さ・・・
>そして風速14mの強風で飛び火、燃える物ばかりで煙突のようなビルでは・・
>被災者にお悔やみ申し上げます。早い復興を祈ります。
工事業者が捨てたタバコの吸い殻が火災原因だとされていますね。引火しやすいポリエチレンシートや発泡スチロールで竹の足場を覆っているところで、火の点いたタバコを捨てたのは過失致死の要件を満たしていることから三人が逮捕されたようですね。
過失でも重過失の殺人相当で起訴されることでしょう。
コメントありがとうございます。
>こんにちは。
>香港の高層住宅の火災、映画のCGの様な風景に驚きました。
>火災の原因が究明されていませんが、防火基準満たぬ防護ネットを使用の話あり?一気に燃えますね。
>小生も竹使用の足場風景を見たことありますが・・・
>ここまで高い高層住宅で使用しているのは、知りませんでした。
>「水上生活をしていたボートピープルを・・・」なる程です。
>別件ですが、有名なジャンボ・キングダムもなくなり、様変わりの香港かな!?(=^・ェ・^=)
香港では竹で足場を組む有資格者が存在しているため、伝統技術として誇りを持って仕事をしているそうですが、乾燥した竹はよく燃えますから技術力は低層の建物で発揮するように建築関係の法令を変えるべきでしょうね。
中国本土では既に竹の足場は法律で禁止されているようですから、一定の裁量権を任された、香港政庁は判断を誤ったという非難を受けることになりそうです。
日本から香港に行く旅行者は減っているみたいですが、今回の件でさらに香港への旅行者は減りそうですね。
コメントありがとうございます。
>こんにちは・・・(^-^)!!
>真っ赤に燃える超高層・・・
>映画の1シーンを見ているようでした 😂
普通に考えたら真横でもない建物同士で、そんなに速く延焼するなんて思いませんから、映画のCGみたいだなと思ってしまいますね。
コメントありがとうございます。
>香港の高層ビルの火災は、ニュース見るたび恐ろしく感じます。
>日本は大丈夫でしょうか? 疑問も...
日本のタワーマンションとか50階以上あるので、消防車のホースは届きませんね。スプリンクラーとか各階に消火栓があってもそれを使える人がいなければ絵に描いた餅です。
エレベーターは使えないので、何十階も階段を降りなければ外には出られません。個人的にもっとも有効なのはタワーマンションには近付かないということだと思っています。
ホテルもあまり高い階だと逃げられなくなるリスクがあるので、基本的に階数が高くて、料金も高いホテルは利用しません。
コメントありがとうございます。
>いつもわがブログにご訪問いただきまして、ありがとうございます!
>自分は竹の足場にビックリしました!
>nice!です!!!
竹の足場は、香港に行くとほぼ確実に見られます。
職業訓練校で資格を取得しないと仕事に就けないわけですから、ある意味、香港の伝統を捨てることになるので、自分の代で失くしたくないと考えてきた香港政庁の責任も追及されそうです。
まぁ、安全や防火といった意識はまったくと言っていいほどありませんね。
竹の足場は現場確認のため登ったこともありますが、階段がない、しなる、紐でしばってある。
怖くて途中で引き返しました。
作業員もヘルメットなし、なかには裸足の作業員もいます。
今回の悲惨な事故も足場、養生シート、建物の建材と構造と複合的な要素が絡んでいると思います。
コメントありがとうございます。
>ナイス😊
>以前、ジャッキーチェンの映画だったと思いますが、高層建築の足場に竹を使っていることに驚いた記憶があります。
竹の足場は香港の建設業界の誇り、プライドでもあるので映画の中でクローズアップされるように依頼されたのだと思います。
香港で驚いたのは竹の足場だけではなく、窓に対して垂直に竹を突き出して洗濯物を干す、洗濯の仕方でした。
コメントありがとうございます。
>高層ビルが火災が起きると消火が大変ですよね。タワーイングインフェルノを思い出しました。
映画だと都合よく屋上にプールがあったりしますが、現実はそういうわけには行きませんね。
コメントありがとうございます。
>高層のマンションが一気に数棟も延焼火災+怖いですね"(-""-)"
被害者の住んでいた階はどのあたりだったのか、という詳細はありませんが、火が下から駆け上がるように燃え広がっているので、下層階の人ほど助かる可能性は高かったように見えました。
コメントありがとうございます。
>ポリエチレンシートや竹の足場と言っても、それは外側だけの話ですよね。
>でも見たところ、マンション内部を含めた構造自体があたかも炭火やキャンプファイヤーのごとく赤々と燃えているようです。
築42年の建物で、老朽化していたらしいので内部に引火しやすいものがあったのかも知れませんし、そもそも外壁の竹の足場にかけてあったポリエチレンのネットが防災基準を満たしていなかった可能性が高いみたいですね。
低・中所得者向けに建設された日本で言うと公団住宅なので、民間のマンションほどは建築基準に厳密ではなかったかも知れません。
今回の大規模な改修工事のために、住民は1軒あたり約300万円の修繕費を拠出して総額60億円の工事を進めていたわけですが、工事業者が咥え煙草で工事をしていたのが火災原因とされているほど、杜撰な工事だったことが判明しています。
この工事自体が管理組合と業者の談合で決まっていることから、本当に作業者と住民にとって安全で、適切な工事だったのかについて香港政庁が調査をするようですね。
>そもそもマンションの建築基準に問題があるのか、あるいはそれを無視して建てた業者と無視を把握できなかった行政とにも問題があるのかもしれませんね。
>私が住んでいる築50年の団地でも火事がありましたが、一部屋とその周辺だけで被害は収まりましたよ。
コメントありがとうございます。
>建築関係の仕事をしていて、香港は経験がありませんが、本土と台湾の現場へは何回か行きました。
>まぁ、安全や防火といった意識はまったくと言っていいほどありませんね。
>竹の足場は現場確認のため登ったこともありますが、階段がない、しなる、紐でしばってある。
>怖くて途中で引き返しました。
しなるから安全だと香港のガイドさんには聞きましたが、しなったら普通に考えたら怖いですね。
>作業員もヘルメットなし、なかには裸足の作業員もいます。
裸足の方が竹の上では歩きやすいということがあるのかと思います。小学生の頃、学校の運動場に竹登りをするところがあり、そこで竹に登る子たちは靴下を脱いで裸足になっていました。
裸足の方が竹に密着して上りやすいということでした。
>今回の悲惨な事故も足場、養生シート、建物の建材と構造と複合的な要素が絡んでいると思います。
火災の発端になった咥え煙草での作業が酷すぎますね。
1棟で収まらなかった悲劇に涙!!
コメントありがとうございます。
>高層ビルに竹製の足場・強度・耐久性・疑問ですね。
>1棟で収まらなかった悲劇に涙!!
燃えやすい竹製の足場、引火しやすいポリエチレンの防御ネット、工事をしながらタバコを吸うモラルの低下など、数え始めたらきりがないですね。