山田洋次監督の「東京家族」から「家族はつらいよ」の三部作まで、橋爪功さん
の奥さん、平田富子役を演じていた吉行和子さんが肺炎のため亡くなりました。
母親の吉行あぐりさん(NHKの朝の連続テレビ小説「あぐり」のモデルになった
日本の美容師の草分けになった方)が107歳で丁度10年前に亡くなっているので
そろそろこっちに来なさいと呼びに来たのかも知れません。
28歳で結婚していますが、キッチンが汚れるのが嫌だからという理由でやかんも
なかったということで4年で破局していますが、料理を作らなかったのが本当の
理由なのかはご本人のみが知るという感じではあります。
父親の吉行エイスケは34歳で急死しており、母親の吉行あぐりさんが和子さんを
含む三人兄妹を戦前から育てています。この辺りはドラマ「あぐり」で見たので
いろいろと苦労をされた様子はドラマで理解しています。
戦時中には経営する美容室を建物疎開として破壊されましたが、戦後、再開して
日本初の美容師として活躍されて、その半生は「梅桃が実るとき」という自伝に
まとめられています。(購入して読みました)
小説家の吉行淳之介さん、詩人の吉行理恵さん、共に、芥川賞受賞の文才があり
吉行和子さんもエッセイストとして人気がありましたが、二人とも吉行和子さん
よりも早く、吉行淳之介さんは1994年に70歳、吉行理恵さんは2006年に66歳
で、それぞれに癌で亡くなっています。
というようなアクティブな母親、文章による表現力が豊かな家族と成長したこと
が関係しているのか、多くのテレビドラマや映画で多彩な役を演じ「愛の亡霊」
では、藤竜也と不倫の関係になって性の虜になり、夫を殺して井戸に投げ込んで
殺害し、最後には死刑になるという情愛に堕ちる女性を演じて日本アカデミー賞
の主演女優賞を獲得しています。
この映画に出演した当時で42歳だったため、周囲からは裸を見せることはないと
反対されましたが、大島渚監督のオファーに応えて出演、カンヌ映画祭で監督賞
を受賞しています。(この映画が上映された当時は高校生でしたが、映画館では
特にお咎めもなく観ることは出来ました)
ただ、この映画の脚本とスチール写真をまとめた特別編集の本を買う時には書店
の女性の店員さんが、店長、この本は高校生のお客さんに売っても良いですか?
なんて大きな声で店長を呼んだために、店内のお客さんの注目を浴びてしまって
めっちゃ恥ずかしい思いをしました。
結論として18歳未満禁止のアダルト本ではなく、映画の本なので問題なく購入を
することは出来ましたが、店員さんからのコメントはありませんでした。
吉行あぐりさんの名前の「あぐり」は「Agriculture=農業」から名付けられて
どんなことがあっても逞しく根を張って生きて行くようにと付けられた名前だと
「梅桃が実るとき」に書いてありましたが、大正生まれの女性なのに随分と先鋭
かつ先取的な名前を付けた親なんだなと思った記憶があり、娘の吉行和子さんの
人柄にも、影響が大きく出ているような気がしていました。
吉行和子さんが行かれたことで、吉行エイスケ、吉行あぐりの家族が全員揃って
賑やかになったかも知れませんね。吉行和子さんのご冥福をお祈りします。



訃報を聞いたとき冨士眞奈美さんと一緒に出演していたTV番組を思い出しました。
コメントありがとうございます。
>自分をしっかりもった俳優さんというイメージがあります。
>訃報を聞いたとき冨士眞奈美さんと一緒に出演していたTV番組を思い出しました。
吉行和子さん、冨士眞奈美さん、岸田今日子さんの三人で女子旅をしている番組が不定期で放映されていましたね、なんとなく記憶にあります。あの頃はくだらない芸のない芸人なんてのは出ていなかったのでテレビを見ていました。
吉行和子さんは母親の吉行あぐりさんとも旅行に行っていて、旅エッセイを書かれていました。
演技も上手だし、綺麗だし素敵な方でした。
ご冥福をお祈りいたします。
映画もTVドラマもほとんど観ないので、吉行和子さんの記憶もあまりありません。
唯一心に残っているのは「三年B組金八先生」でしょうか。
脇役と言っても良いと思いますが、台詞の一つ々々に重みがありました。
素敵な女優さんでした。お悔やみ申し上げます。
また一人、昭和の俳優が亡くなりましたね。
ご冥福をお祈りします。
3年B組金八先生にもご出演されていたので自分ら世代にもなじみのある俳優さんでした
母親の名前の由来や、戦後の再起のエピソードは、時代を超えた強さを感じさせます。
生前のご遺徳をお偲び申し上げます。
コメントありがとうございます。
>ご冥福をお祈りいたします
報道で、90歳だと知って驚きました。
一般的な高齢者の雰囲気を感じさせない根っからの女優さんだったんだなと思いました。
コメントありがとうございます。
>私、吉行和子さん大好きだったんですよねぇ
>演技も上手だし、綺麗だし素敵な方でした。
はい、演技も良かったし、エッセイも良かったです。
コメントありがとうございます。
>存在感のある女優さんでしたね。
怒る、笑う、泣くに演技を感じない、自然体の演技でありながら余韻を残すことの出来る名女優さんでした。
コメントありがとうございます。
>南無阿弥陀仏
コメントありがとうございます。
>体当たりが出来ていい女優さんでした
「3年B組金八先生」の教師役、「愛の亡霊」の若い男との愛欲に溺れて道ならぬ恋に沈没する女性の役、そして「家族はつらいよ」の家族を大切にしながらも自分を大切にする芯のある老妻役、いろいろな役柄で多彩な人生を演じた女優さんでした。
コメントありがとうございます。
>おっとり、物静かな雰囲気の人でしたね。
>ご冥福をお祈りいたします。
どんな役柄を演じても下卑にならず、教養と育ちの良さを感じる方でした。
コメントありがとうございます。
>唯一心に残っているのは「三年B組金八先生」でしょうか。
>脇役と言っても良いと思いますが、台詞の一つ々々に重みがありました。
役になり切って、その役柄の台詞を自分のものにしてしまう深みのある演技ができる女優さんだったと思います。
コメントありがとうございます。
>訃報のニュースを見て90歳になられていたんですね。
>素敵な女優さんでした。お悔やみ申し上げます。
そうなんです、90歳という年齢に驚きました。
母親のあぐりさんが107歳まで生きていましたから長寿の家系なのかと思いましたが、父親のエイスケさんは30代、兄妹も60代で亡くなっているので、その人たちの分まで人生を謳歌するように亡くなった家族の人達に支えられていたのかも知れませんね。
コメントありがとうございます
>訪問させていただきました。ご冥福をお祈りいたします。
コメントありがとうございます。
>好きな女優さんでした。素敵な一生だったと思います。
そうですね、いろいろな役柄を演じて、何十人分もの人生を疑似体験して、世界各地に旅行をして充実した人生だったと思います。
コメントありがとうございます。
>ナイス!
>また一人、昭和の俳優が亡くなりましたね。
>ご冥福をお祈りします。
橋幸夫さんも亡くなって、子供の頃から見てきた芸能関係の人達が、どんどん去って行ってしまうのが寂しいです。
なんて言ってますが、自分もそちらに近付いていることを意識するのも寂しい話だなと思ってしまいます。
コメントありがとうございます。
>バラエティ番組で富士真奈美さんと安住アナとの3人旅が印象に残っています
>3年B組金八先生にもご出演されていたので自分ら世代にもなじみのある俳優さんでした
亡くなられるまで嫌味のある役は全く演じていないのは、そういう役柄に向いていなかったということなんだろうなと、吉行和子さんが書いていたエッセイを読むと思います。
コメントありがとうございます。
>吉行和子さんのご冥福をお祈りします。
コメントありがとうございます。
>吉行和子さんというと、『にあんちゃん』かなあ。『愛の亡霊』はちょっとショックだったですね。『祭りの準備』の竹下景子ほどではなかったけど。
>母親の名前の由来や、戦後の再起のエピソードは、時代を超えた強さを感じさせます。
>生前のご遺徳をお偲び申し上げます。
高校生の時に観た「愛の亡霊」は、情交シーンが多い映画ですが、不思議なことにエロを感じませんでした。映画ばかり見ていたことと演劇部だったので、演技という視点で見ていたからなんだろうなと今になって思います。