2002年にドラマ「冬のソナタ」が大ヒットして40代以降の年齢層を中心とした
女性から、非常に高い好感度で支持された韓国人俳優ペ・ヨンジュンが主演した
大人のラブストーリー(不倫)をテーマにした映画です。
公開当時、テレビ局や出版社によって絶賛するところ、批判するところが分かれ
映画の内容よりも、ペ・ヨンジュン自体に対しての好き嫌い、さらには、韓国と
いう国を好きか嫌いか、が論点となって意味の解らない論争になっていましたが
主役のインスを演じたペ・ヨンジュンはすでに芸能界から引退して実業家として
芸能プロダクションを設立、成功させて現在は事業からも離れて悠々自適の生活
を送っているので今は話題に上ることもあまりありません。
もう片方の主役である、ソヨンを演じたソン・イェジンはドラマ「愛の不時着」
が大ヒットして韓国の大女優になった上、共演したヒョンビンと結婚して子供も
生まれて幸せな芸能生活・私生活を送っています。
そういう話はともかくとして「四月の雪」の話です。
コンサートの照明ディレクターのインスのもとに、旅行に出た奥さんが交通事故
に遭って重態だという連絡が入り、慌てて妻の入院している病院に行くと、妻の
同行者もまた重態となり、同じ病院で生死の境を彷徨っていることを知ります。
妻の携帯電話のメールを読んだことで同行者と妻は不倫関係にあったことを悟り
同じ境遇となった妻の同行者の妻(不倫相手の妻)と、いつしか不倫関係となり
愛し合ってはいけない関係でありながら、お互いが惹かれあうことに悩みながら
二人の思い出を積み重ねていきます。
そんな中、妻の不倫相手は死に、妻は意識を取り戻します。
不倫相手の死を伝えること、そして不倫関係であった事実を知ってしまったこと
を、どのように伝えれば波風を立てることなく納得させられるのか、そんな葛藤
に悩みながら妻の退院が決まった時、新たな不倫関係の二人の間には真剣な愛が
芽生えていたのでした。
さあ二人はどのような道を選ぶのでしょう…で映画は終わりです。
最終的な判断は観客の気持ちに任せるという演出ですから、二人の愛は成就する
と見る人もいれば、切ないままに新しい恋人と別れて妻の元に戻り、原点に戻り
崩れた愛を積み上げていくというように見る人もいるという映画です。
さて、もしも自分がそのような状況に置かれたとしたらどうするのか…。
まず、妻が不倫をしていたということに対して、自分としてどのように受け止め
どのように対処するべきなのかの結論を出すことが必要になる話です。
なぜ、妻は自分とは違う人を愛していたのか?
自分に足りない何を求めて、新たな恋愛の扉を開けたのか?
個人的には人生は一度だけだから、死ぬまでに何人かの人と愛を確かめることは
否定しないというスタンスなので不倫という事実に対して不誠実だとか、裏切り
行為だとかといった激情的な感情はないと思いますが、どんな背景があって二人
は恋愛感情を持ったのかという部分については興味があるでしょう。
そんなことで、冷静に妻から不倫に至る過程などを聞いたとします。
では最終的にはどうするのか?と言えば妻との関係を復活させることは断念して
新しい恋人を選ぶだろうなと個人的には思います。
消えていこうとしている愛の炎をもう一度燃え上がらせるために、かなり強力な
着火剤が必要になると思いますから、それは小さな情熱では無理でしょうね。
それに対して同じ境遇から生まれた連帯感、共感から炎がついた愛は簡単に鎮火
するとは思えないので、多くの人たちが選ぶであろう道を選ぶことになりそうで
当たり前の結論で申し訳ございません。
拝見させて頂きました。
nice!です^^
nice!の押し逃げで申し訳ないですが・・・。
最近・20℃越えの陽気で暖かく、朝散も・出掛け易く成りました(^0^)・・・其方は、如何でしょうか!!。
週中過ぎには、寒さが戻って来るとの予報・・・体調管理を万全に!!。
配信やってないですね😢
その大人気の映画の主人公達が出ている映画もかなり売り上げたのでしょうね。
コメントありがとうございます。
これから春になると「冬のソナタ」の舞台になった春川に行く人も増えると思います。
ソウルの北村文化村の坂道を登ったところに、「冬のソナタ」の撮影に使われた高校が
ありますが、そこに行くと地元のお店のアジュマが撮影の時の話をしてくれます。
コメントありがとうございます。
U-NEXTでは見放題で配信されています。
コメントありがとうございます。
ペ・ヨンジュンは映画よりもドラマの「太王四神記」の方が好きです。
ヒョンビンは「コンフィデンシャル」の北朝鮮の特殊任務を遂行するエリート軍人の役が良いです。