9番手からスタートしてポイント獲得が期待された角田裕毅はなんと19位でした。
角田裕毅自身にミスがあったわけではないのが、残念ではありますが評価という
点ではドライバーには非がないので良しとするべきかも知れません。

前回のオーストラリアGPと同じくチーム戦略が機能しなかったというのが最大の
理由で、他チームが1ストップ戦略で動いていたのに対して、レーシングブルズ
のみが2ストップ戦略を採用し、それが裏目に出てしまいアイザック・ハジャー
は14位で完走、角田裕毅は走行中にフロントウィングが破損するというトラブル
によって万事休すという感じで、19位まで順位が落ちてしまいました。
救いがあるとすればチーム戦略のミスとクルーのマシン製造上のミスが主要因で
角田裕毅は特に評価を下げるようなミスはしていないことでしょう。
レーシングブルズのチーム戦略が続いているので、戦略の再検討を進めて上位で
予選を通過した時には、ポイントを確実に稼げるチームになって欲しいです。
優勝したのはポールポジションからスタートしたオスカー・ピアストリ
2着は前回優勝のランド・ノリスで、マクラーレンは1-2フィニッシュです。
3位にジョージ・ラッセルで、4位が不仲のマックス・フェルスタッペンで前回の
レースでも不仲の二人が順位は違いますが続けてゴールしています。
レース後の控室でも、遠く離れて座っている本当に不仲の二人ですが現在までの
ところは二人のレベルは拮抗している感じですね。
技量はマックス・フェルスタッペンの方が上だと思いますが、マシンの状態では
メルセデスの方に分がある感じがしています。(あくまでも現時点です)
2025年F1 中国GP 決勝 順位・結果
1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2.ランド・ノリス(マクラーレン)
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
7.エステバン・オコン(ハース)
8.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
10.オリバー・ベアマン(ハース)
バーレーンでのテストの段階では低評価だったハースですが、中国GPで盛り返し
ルーキーで初ポイントを上げたのがオリバー・ベアマンというのは凄いですね。
レーシングブルズを抜いてミッドフィールドの主導権を取りつつあります。
アルピーヌとアストンマーティン、ザウバーは今回もポイントゼロでした。
特にザウバーはニコ・ヒュルケンベルグが12番手スタートにも関わらず18位と
振るわず、ロングランには問題があるような感じです。
今の状態でアウディに引き継ぐとしたら、アウディには相当の値引きが必要では
ないかと勘繰ってしまうレベルだと思います。
あと、オーストラリアと中国の予選で連続で最後尾スタート(ピットスタート)
になり能力の限界を指摘されているリアム・ローソンですが、中国の決勝も15位
に終わって、レッドブルへの昇格は時期尚早だったという指摘が多くのメディア
で流されている状況にあり、冗談で話が出ていた角田裕毅が日本GPから交代する
という話が真剣に検討されているようです。
レッドブルとしてはマックス・フェルスタッペンのポイントだけに頼っていたら
コンストラクターズチャンピオンを奪還することは不可能ですから、少なくとも
ポイントを稼げるドライバーが必要になりますので、調子の良い角田裕毅と交代
という話もあり得るでしょうから、角田裕毅の希望が叶うと良いですね。
追記:
ルイス・ハミルトン スキッドブロック違反【規程よりも薄すぎたため】
シャルル・ルクレール 車両重量不足【車体が規程よりも軽すぎたため】
ピエール・ガスリー 車両重量不足【車体が規程よりも軽すぎたため】
このため、三人が失格になり順位が変動しました。
1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2.ランド・ノリス(マクラーレン)
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
5.エステバン・オコン(ハース)
6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
7.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
8.オリバー・ベアマン(ハース)
9. ランス・ストロール(アストンマーティン)
10. カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
nice!です^^
nice!の押し逃げで申し訳ないですが・・・。
最近・20℃越えの陽気で暖かく、朝散も・出掛け易く成りました(^0^)・・・其方は、如何でしょうか!!。
週末には、寒さが戻って来るとの予報・・・体調管理を万全に!!。