実際に旅行先で階段を上ったり、電車に乗ろうと走ったりすると自分の認識以上
に思うように体が前に進まないことに気が付いて、確実に老いているんだな、と
実感することが少し多くなった気がします。

しばらく立ち仕事をした後に階段を上ろうとして、段差に躓いてコケたりすると
足元に注意しなければとその時は思うのですが、なかなかその警戒心が続かずに
同じようにコケたりすると自分で自分に笑ってしまいますが、コケても笑いごと
で済ませられる状況がどれぐらい続くか、それを考えると少し凹みます。
それでも人間も動物ですからね、活動力が低下して筋力が弱くなって痛いところ
や動かし難いところも増えてくるのは仕方ないとは思うものの、筋力が低下した
レベルを数字で知りたいとまでは思いませんが、現在のレベルがどの程度の老い
に該当するかを知ることが出来ると良いなと思うことがあります。
というようなことを考えていて、健康について書かれているサイトで見ましたが
自分自身の身体の活動に必要な筋力、バランス能力の老化のレベルを知るために
するべきことは、片足でどれぐらいの時間立っていられるか?を測ることです。
筋力を測定したりすることなく、短時間で結果がわかります。
その方法とは目を開いて利き足(歩き始める時に先に出す方の足)だけで立って
どれだけバランスを保っていられるかを測ります。
利き足でない方だと、10年で2.2秒短くなるのに対して、利き足だと10年で減少
するのは1.7秒と少し老化が遅いので、平均的には利き足の方が長く立てます。
目を開けた状態と目を閉じた状態では、目を開けた方がバランスがとり易いので
実際に測る時は利き足で立って、目を開いたままで測るのが標準時間を測る時の
基本みたいなので、この状態で測るようにしてください。
51歳から75歳を対象に調査した結果では、片足で10秒立つことができない人は
10年以内に死亡するリスクが84%になったそうです。
体のバランスを維持する能力は怪我の予防にも大きく影響するので、片足で立つ
ことが出来ないということは、転倒したり階段から落ちたりするリスクも高いと
思われるので、やはり老後は夫婦や親子、孫とのお散歩が大事なようです。
基本的に維持して欲しいのは60歳代なら30秒間、70歳代だと20秒以上、さらに
80歳代になっても、10秒以上立っていられれば標準という感じで、片足で長く
立てない人は心臓に問題があったり、脳卒中や認知症などの脳神経系の健康面で
なにかのトラブルの元を抱えているかも知れません。
5秒立てない人は高齢でなくても医師の診断を受けた方が良いとされています。
普段から片足で立つことでバランス感覚が改善され、筋力の低下を遅らせること
が出来るようなので、日課に取り入れると良いかも知れません。
確実に老いていくのは間違いないですが、
これも個人差があり、できるだけ遅らせることは
可能かと思います。
コメントありがとうございます。
自分で試してみて、なんとかふらつきながらも30秒は超えられました。
片足で立つことによってバランス感覚が改善され、老化を遅らせること
が出来るということなので、すき間時間に片足で立つことを続けようと
考えています。
コメントありがとうございます。
仕事では、ほぼ一日パソコンと向き合っているので休みの日は短くても
外に出て歩くようにしていますが、ちょっとした段差で躓くことが多く
これは拙いぞと今更ながらなんとかしなければと思っています。
もうすでに筋肉に愛想をつかされているので、これから仲良くなるように
なんとか信頼関係を作るようにしたいと思っています。