長年勤めたレッドブル・レーシングを退団した、エイドリアン・ニューウェイが
アストンマーティンに移籍はしましたが、実際にデザインに関わるのは2026年
のマシンということになるので、今年のAMR25には関与していません。

個人的にフェルナンド・アロンソも、ランス・ストロールも嫌いなのでホンダが
アストンマーティンと組んだことにも否定的な見方しか出来ていないので、この
チームについて何か書くのはフェアではないと思いつつ、商業ベースのライター
ではないので、勝手なことを書いています。
今年のマシンで、フェルナンド・アロンソがワールドチャンピオンになれるかと
いう見方をするなら、それは無理だと思います。
チームとしての優勝候補はあくまでもマクラーレン、それに続いてフェラーリと
レッドブル・レーシング、さらにメルセデスという序列になると思うので、今年
レース中にアクシデントがあったとしたら、一度位はフェルナンド・アロンソが
優勝するかもしれませんが、一年間安定して勝つことは難しいと思います。
では来年、ホンダのパワーユニットを搭載して、エイドリアン・ニューウェイが
デザインした新しい規則に基づいたマシンでは?となったら、それはわからない
というのが現時点では正解だと思います。どこのチームが飛躍的に向上している
パワーユニットを作ることが出来るのかもわからないのが事実ですからね。
今年に限って言えば2024年のパフォーマンスを超えることは難しく、2026年の
スタートを優位に進めることに資源を集中するのではないかと見ています。
マックス・フェルスタッペンにオファーを出して、レッドブルとの複数年契約を
解除させることを目標にしているようですが、個人的には小さなトラブルを表出
させることが多く、角田裕毅よりも速いわけでもないランス・ストロールの契約
を打ち切って角田裕毅を迎え入れて欲しいと思っています。
マックス・フェルスタッペンと角田裕毅のコンビで、鈴鹿サーキットを走る姿を
見たいと思っているので、その願望を書いてみました。
そして昨年のコンストラクターズランキング4位はメルセデスでした。
メルセデスを代表するドライバーとして、7回(最初の1回はマクラーレン時代で
移籍したメルセデスでは6回)の年間優勝経験がある、ルイス・ハミルトンが退団
してフェラーリに移籍したため、今年は新人のアンドレア・キミ・アントネッリ
がジョージ・ラッセルのチームメイトになります。
2014年からルイス・ハミルトンを中心にしてきたチームが、どのような戦略で
コンストラクターズランキング1位を奪還するための戦いをするのか、ある意味
低迷していた4年間の間の反省を生かしたレースを見られるかも知れません。
昨年の最終戦でマックス・フェルスタッペンと口論をして、関係が悪化している
ジョージ・ラッセルが、レースの中で、どれだけマックス・フェルスタッペンを
打ち負かすことが出来るのかを期待するファンは多いでしょうね。
チーム代表のトト・ヴォルフが期待するアンドレア・キミ・アントネッリの戦い
もルーキーの多い今年は注目されると思うので、強いか弱いかはともかくとして
メルセデスチームに注がれる視線は去年の比ではないと思います。
最上位の優勝候補にはなっていませんが、コンストラクターズランキングは昨年
よりも上がることはあっても下がることはないかも知れません。