は基本的に昨年と同様のカラーリングの新車を披露しました。

チーム代表が日本人の小松札雄氏ということで、まだ2025年の契約が確定して
いなかった角田裕毅の移籍先としてハースの名前が挙がったこともありましたが
他チームへの移籍が決まる前にレッドブル側が2025年のオプションを行使して
角田裕毅の移籍を阻止したということになっています。
真相は角田裕毅と、名前が出た人たちだけが知っているわけですが、2026年の
契約がまだ未定の角田裕毅ですので、今年の活躍次第、そして新加入のオリバー
・ベアマンの戦績次第では、またハース移籍の話が出るかも知れません。
それはともかく、昨年はニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンの二人
のドライバーでしたが、今年はエステバン・オコンとオリバー・ベアマンとなり
全く新しいコンビになることとトヨタとの技術提携契約が締結されたことで昨年
以上の飛躍が期待されていますが、マシンのカラーリングについては全チームで
最下位の評価になってしまったのは残念でした。(アンケート結果による)
エステバン・オコンは性格的に少々キレやすいように見受けられるので、新人の
オリバー・ベアマンと上手く関係を作れるのか、とか、そんな方向で見てしまう
わけですが、それはシーズンが始まってみれば徐々に見えてくることでしょう。
優勝は無理だと思いますが、4位から6位の辺りを競いそうな感じはします。
去年の6位はアルピーヌでしたが、ピエール・ガスリーとエステバン・オコンは
当初の見方通りに仲違いしていましたから、もっとコミュニケーションを取って
チームとしてポイントを稼げば、さらにポイントは増えた気がします。
シーズンの中盤まではシャシーが全チームの中でもっとも重いという話があった
ぐらいで、なかなかポイントを加算することが出来ませんでしたが、後半になり
挽回して6位までコンストラクターズランキングを上げたのはさすがでした。
が、自社(ルノー)製のパワーユニットに見切りをつけて、ワークスチームから
メルセデスのカスタマーチームに転向したのは驚きでした。
一瞬だけでしたが、ホンダ製のパワーユニットを採用することになるかもという
話が出た時は、角田裕毅が移籍して、ピエール・ガスリーと仲良しコンビの復活
かと思いましたが、ガセネタに近い憶測だったので、それは残念でした。
ジャック・ドゥーハン
フランコ・コラピント
今年は信頼性の高いメルセデスのパワーユニットを積んでいる上に、ルーキーの
ドライバーがジャック・ドゥーハンとフランコ・コラピントの二人体制になって
調子の良い方をピエール・ガスリーと組ませるという起用方法があるので、昨年
のセルジオ・ペレスのように不振になった場合は素早く対処が出来そうですから
去年よりもコンストラクターズランキングは上がりそうな感じがします。
ここまでが昨年の6位から10位まででした。
次回はアストンマーティンとメルセデスの話です。