精彩を欠いたビザ・キャッシュアップRB改め、レーシングブルズです。
トロロッソからアルファタウリにチーム名が変わり、2024年はスポンサー名を
前面に押し出してビザ・キャッシュアップRBに変更になって、チーム名変更は
当分ない、というかFIAのルールで、そんなに頻繁にチーム名を変更することは
出来ないという話でしたが、今年はRBの部分がレーシングブルズになります。

2024年 VISA Cash App RB

2025年 Racing Bulls
マシンのカラーリングも昨年とは大きく変わり、ベーシックカラーはホワイトに
なり、レッドブルの兄弟チームであることを強調する、というわけでもないとは
思いますが、赤い牛がエンジンカバーに描かれるようになりました。
ドライバーも角田裕毅は残留しましたが、リアム・ローソンがレッドブルに昇格
して、アイザック・ハジャーが新たなチームメイトになりました。
アイザック・ハジャー 国籍:フランス 2024年FIA F2 年間ポイント192P 2位
2025年からVISA Cash App Racing Bulls FからF1に昇格
リアム・ローソンがレッドブルに昇格したことについては、ここで何を言っても
意味がないので長文は書きませんが、個人的には評価が高すぎると見ています。
本人も随分と自信があるようには見えますが、ドライビングが荒いのと攻撃的な
性格なので、2025年の最後までレッドブルに残留している可能性は50%ぐらい
というように予測しています。(他の人の見方は全く関係なく個人の意見です)
レッドブルのリザーブドライバーは角田裕毅なので、角田裕毅が昇格する可能性
も50%ということになりますが、どちらかと言えば冷遇されているように感じる
ので、2026年はハース、アルファロメオ、キャデラックに移籍するなんてことも
あるのかも知れないなというように見ています。
2025年からは複数年契約をしているドライバーが多いのですが、2024年でF1を
去ったセルジオ・ペレス(2026年からキャデラックで復帰するかもという話も
出ているみたいですが、現時点では浪人です)のように複数年契約をしていても
契約期間に応じた解約違約金を貰って契約を解除する例もあり、2025年前半の
成績次第では2026年の契約を失うドライバーも出るかも知れません。
そんなわけで角田裕毅の2026年の所属チームは現時点ではわかりません。
ただ、2025年の活躍次第でレッドブルもあるかも知れないということは否定は
されていませんので、優勝は難しいかも知れませんが表彰台を目指してほしいと
いう部分については昨年までと同じく応援しています。
なお、2月20日にはイモラサーキットで25年マシンのシェイクダウンが行われて
その映像も公開されています。今年がホンダとレッドブルファミリーの最後の年
ということもあるので、レーシングブルズで勝てると良いのですが。
それはちょっと高望みかな。
長くなってしまったので、今回はレーシングブルズの話のみです。