見えるところに行ってみようと選んだのが富津岬

岬というと潮岬とか御前崎などを想像したわけですが、そんな断崖絶壁ではなく
僅かに海に突き出した突堤という感じでした。
外房だと、もっと波が荒いかも知れませんが、海の向こう側には東京が見えると
いう環境の内房なので豪快な波が打ち寄せる迫力には欠けましたが、海が見えた
ということで目的は達しました。
富津岬の先客は釣り人が一人だけ。
お爺さんがマイボートを持ち込んで出漁というか、出航というか準備中でした。
小さなボートですが、船外機もついていたので船舶免許を持って悠々自適の釣り
三昧といったところでしょうか。
しばらく海を見ていたら、ボートのお爺さんが砂浜から出航しました。
ボートのエンジンをかけようとしていましたが、空回りをするばかりでエンジン
は動くこともなく、お爺さんのボート釣りは終わりました。
この時の空は秋っぽさもあるような夏の空という感じでしたが、今では一気に冬
のような空と低い気温になっていて、四季のある国だったはずの日本は夏と冬の
二季の国になってしまったようです。
東京湾の水は思ったよりもきれいで、泳いでも大丈夫そうな感じですね。
富津岬の先端には「明治百年記念展望塔」という建築物がありましたが展望塔と
いう名前が付いている割には無骨というか、おしゃれな感じはありませんね。
岬という名前はついていても、一般的な岬のイメージとはかけ離れている感じで
灯台があるわけでもないですから、ロマンとか景観とか関係なさそうですからね
こんな感じの展望塔で充分なのかも知れません。
コメントありがとうございます。
東京湾というと汚れた海の代名詞みたいな表現をされることがありますが
水はきれいでしたし、クジラが回遊したり、江戸前という表現がある位に
東京湾は昔から豊かな海だったんですよね。