2024年09月10日

映画音楽 久石譲

日本の映画音楽の作曲家で世界的に有名な人と言えば、長編アニメーション部門
で、アカデミー賞を受賞したスタジオジブリの大半の作品で音楽を担当している
久石譲か、アカデミー賞の音楽部門の受賞者である故・坂本龍一の名前が、まず
出てくるのではないかと思いますが、まず久石譲の作品から書いていきます。



スタジオジブリの宮崎駿監督の作品としては「風の谷のナウシカ」が最初の担当
ということになりますが、その後も新作が製作される度に音楽:久石譲が定番化
していて、最新作の「君たちはどう生きるか」まで、担当しています。




製作順は「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」
「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」
「風立ちぬ」「かぐや姫の物語(高畑勲監督)」「君たちはどう生きるか」と
いうことで、正確にはスタジオジブリ作品の大半ではなく、宮崎駿監督の作品の
専属のような感じですね。かぐや姫の物語のみ例外的になっています。



個人的に北野武監督の作品は好きではないので、予告編以外は全く観ていません
が「ソナチネ」以降の作品で音楽を担当しています。
好きな人は好きかも知れませんが、予告編を見ただけで「この映画は観なくても
全然、構わないな」としか思えないので、全く相性が合わないのだと思います。


「菊次郎の夏」よりsummer

他にも日本映画として初めてアカデミー外国語映画賞を受賞した「おくりびと」
とか、山田洋二監督の「東京家族」から派生した「家族はつらいよ」の続編など
数多くの作品の音楽を担当しています。



日本の国内だけでなく中国、韓国、香港、フランスの映画音楽も担当している他
ペ・ヨンジュン主演の時代劇ドラマ「太王四神紀」の音楽も担当してアメリカの
国際映画音楽批評家協会賞のテレビ部門でベストオリジナルスコア賞を受賞など
広く世界で活躍しています。





CM音楽も多数手がけていますし、日本航空で到着後に乗客を送り出す際の音楽
「明日の翼」も作っていて、あの曲はとても好きな曲です。

posted by SUZURAN at 20:31| Comment(2) | シネマクラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久石譲さんのジブリ映画の音楽はどれも好きなです。
Posted by 溺愛猫的女人 at 2024年09月08日 14:32
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

スタジオジブリの作品の音楽は、絶対に後年まで残ると思います。
Posted by suzuran at 2024年09月09日 21:00
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