の作品ということになります。全部観ていますが映画館では1.4の2作のみです。
ちなみに、1作目「GODZILLA ゴジラ」2作目「キングコング:髑髏島の巨神」で
3作目の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」には、キングギドラと、ラドン
モスラが登場し、4作目ではゴジラとコングが共闘する形で「ゴジラvsコング」
になり、今作でも共闘する基本的なストーリーは変わっていません。
この作品はシンガポール航空の機内エンタメシステムで観ましたが、日本語字幕
がなかったため、英語のままで観るしかありませんでした。
事前に情報収集していたので、ゴジラの敵が赤毛のサル型怪獣「スカーキング」
と冷凍攻撃をする「シーモ」ということはわかっていたので、細かいニュアンス
はわからなくてもなんとなく内容は解りました。
映画の設定としては、ゴジラは地上の怪獣王として君臨していて秩序を乱す悪い
怪獣は容赦なく制裁を受けるという役回りになっていて、昭和の時代の東宝映画
のゴジラと同じような位置付けにあるような感じになっています。
コングは地下の空洞で寂しく暮らしていましたが、同じような類人猿型の怪獣の
群れと遭遇して、最初に攻撃を受けますが、群れの中の子供のコング、映画の中
ではミニコングを弟子のように連れ歩くことになります。
ビーストウォーズですかな?という場面もありました。
ストーリーは、類人猿型の怪獣たちを、腕力と青く光る結晶でシーモを支配して
服従させているスカーキングが、地上への侵攻を目論み、かつて闘ったゴジラを
倒すべく動き出したため、モスラがゴジラとコングを仲介して、共闘するように
呼びかけてスカーキングとシーモと闘うという話です。
まとめたら、とても単純な話ですから字幕がなくても大体はわかります。
以前、キングギドラ(ハリウッド映画の中ではギドラ)とラドン(同じく映画の
中ではロダン)と戦って消滅したはずのモスラが現れた理由は英語のセリフでは
理解できませんでしたが、普通に生物として考えたら1種類で1匹しかいないのは
ありえないので、生き残りの仲間がいたのでしょう。
公開からかなり経っているので、いまさらネタバレとか関係ないような気がする
わけですが、見ていない人はたくさんいると思うので、いつかテレビ放映される
かも知れないという前提で、後半部分の詳細は書きません。
コングが敵対している怪獣類を引き裂いたり引きちぎる描写が結構出てくるので
血の色を緑色にしたりして、残酷描写をソフトにしようとしていますが、内臓を
食べたりする場面もあるので、日本のゴジラよりもグロい場面があります。
血に弱い子の場合は、トラウマになりかねないような気がするのでR15ぐらいに
するのが望ましいのではないかと思いました。
違和感を感じたのはゴジラがパワーアップして、放射熱戦がブルーからパープル
になった部分ですね、ゴジラの背びれが青白く光ってこその放射能で生きている
ゴジラのイメージでしたから、3作目のバーニングゴジラも生き物として変だろ
と思いましたが、今回のパープルゴジラもちょっとどう?と思いました。
が、それ以上に違和感を感じたのはゴジラとコングが一緒に並んでダッシュして
走っているシーンがありましたが、高さ100m以上の巨体の設定のはずですから
そんな重量物が素早く走るという絵面はやっぱりおかしいと思いました。
次作以降も続々と企画は上げられているみたいなので、日本で登場していてまだ
登場していないアンギラスとか、ガイガンとかも出てくるかも知れませんね。
そんなに思い入れはありませんが、小学生の頃の夏休みや冬休みに豪華8本立て
とかで観に行っていた東宝チャンピオン祭りみたいな感じで、定期的にゴジラと
コングの映画を観ることになるような気がします。