ナマズは英語でキャットフィッシュ(髭があるから?)と言われますが、とても
単純な表現というか、髭があればなんでも猫かい?なんて思っちゃいます。
透明で内臓まではっきりと見えているので、体に比べて内臓がとても小さいのが
とてもよくわかります。(レントゲンもMRIも要らないですね)

例えば食用にされているサケとかマグロが、こんなに内臓が小さくて加食部分が
多ければ、一切れ当たりの単価も下がるでしょうが、ほとんどの魚で内臓や骨を
除いた可食部は多くて60%、魚によっては30%以下なので水産物の価格が割と
高めになってしまうわけですよね。
一つ不思議なのは魚も血液の色は「赤」のはずなんですが、この透き通った魚は
血管が見えませんよね、トランスルーセントグラスキャットは血の色も透明だと
いうことになるのでしょうか?
でも、赤い血液の赤血球はヘモグロビンなわけで、酸素とくっついて全身に酸素
を運ぶ役割をしているはずなので、血液が透明だったら酸素を運ぶ構造はどんな
物質がその役割をしているのか、気になりましたが、そんなことを考えていると
夜も寝られなくなってしまうので(嘘です)深く考えませんでした。
話は変わってハリセンボンの水槽の話になります。
この水族館の特筆すべき点は、いくつかの水槽の周囲がテーブルで囲まれていて
その周りに椅子が設置されているので、水槽の真横で時間が許す限り水槽の中を
見ていることが出来ます。
その水槽が例えばナマコとか、ウニとか動きのない生き物なら面白くもないかと
思いますが、動き回る熱帯魚とか癒し系のハリセンボンなのが良いです。
正面から見ると何とも言えず愛嬌のある顔をしています。
横から見ると泳いでいる時は針を寝かせているのがよくわかります。
釣り上げられたり、外敵に襲われるとプクッと膨らんで、針をピンと立てます。
すると大概の動物は恐れをなして逃げていきますし、大きな口で丸飲みしないと
食べられませんから、ハリセンボンは逃げることが出来ます。
ただ、ポカンと口を開けているだけのように見えますが、ハリセンボンもフグの
仲間ですから、鋭い一枚歯の歯を持っていて、噛まれたら切れます。
大きな目でこちらを見ながら目の前をヨタヨタと泳いでいるハリセンボンを見て
いると妙に可愛く感じて、かなり長い間座って見ていました。
熱帯魚水槽でも、しばらく座って見ていましたがハリセンボンほどの愛着はなく
写真を数枚撮るだけで終わりました。
コメントありがとうございます。
ハリセンボンは愛嬌があって可愛いです。
子供の頃に行った、どこか海辺の観光地(どこだったかの記憶が曖昧)
の土産物店で、ハリセンボンのフグ提灯があって欲しかったんですが
大人になってから買えばいいやと思っていたのが、大人になった今は
かなり高額なっているので、なかなか買えなくなりました。
子供の頃に買ってやろうかと親に言われた時に、買って貰えば良かった
と今になって反省しなければならないのが残念です。