ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンが二着になった
ランド・ノリスに13.773秒の差をつけて圧勝、今シーズン4勝目を挙げました。
3着にセルジオ・ペレスが入り、1-2にはなりませんでしたが、レッドブルチーム
のダブル表彰台ということになり、コンストラクターズチャンピオンに向けても
着々とポイントを積み増ししています。
地元・中国の周冠宇(ザウバー)は16番グリッドからスタートして14位で完走
ポイントを稼ぐことは出来ませんでしたが、周冠宇がF!デビュー後はコロナ禍の
ために中国GPは中止が続いていたので、初めての母国でのレースということに
なり、周冠宇自身にとっては感じることの多いレースだったと思います。
今シーズン最低の19番グリッドからスタートした角田裕毅は、15番手まで順位
を上げることまでは出来ましたが、ハースのケビン・マグヌッセンに追突されて
無念のリタイア、ダニエル・リカルドは今シーズン最高の12番手からのスタート
でしたが、ランス・ストロールに追突されてリタイアしました。
ハースと角田裕毅は、初戦から因縁があるように思うので、今シーズンは今後も
同じような位置関係が続きそうなので要注意なのかもしれません。
ダニエル・リカルドに対する追突は、前方をしっかりと見ていなかった当事者の
ランス・ストロールが悪いのは当然ですが、セーフティカーが先導する車列の中
で前を走っていたフェルナンド・アロンソがブレーキをかけたことによる玉突き
衝突の側面があるので、ランス・ストロールと一緒に、フェルナンド・アロンソ
についても10秒のペナルティを課すのが適切だと思います。
フェルナンド・アロンソのブレーキについては、前走でも誰かから指摘を受けて
いたような記憶があるので、ブレーキングポイントではないところでブレーキを
踏むなどの妨害行為、危険行為を繰り返しているように思うので、この人を尊敬
することは絶対にできません。2025年までに引退してほしいです。
幸い、二人に怪我はなかったので気持ちを切り替えて、次戦のマイアミGPでは
二人が10位までに入賞することを期待しています。
一部の噂では、マイアミGPがダニエル・リカルドのノーポイント克服の期限と
されていますので、次戦ではなにがなんでも10位以内に入り、ポイントを獲得し
チーム内に存在する必要性を証明することが重要なレースになるでしょうね。