2023年01月02日

冬と言えば鍋の季節ですね

年末になっても年始になっても普通に仕事をしているので、特に内容に変化が
あるわけでもなく、通常の記事になります。

寒さが本格化して、いわゆる鍋物の美味しい(恋しい?)季節です。
20年位前から材料費が比較的安くて美味しいという理由で、博多発祥のもつ鍋
が大流行してから、今では寄せ鍋とか、水炊きよりもポピュラーになっていて
少なくとも一度ぐらいは宴会や家庭でも食べたことがあるかと思います。



内臓は臭いが…と感じる人もいれば、モツの歯触りがダメという人もいますが
食べ物は嗜好品ですからね、人それぞれに好き嫌いがあって当たり前ですから
もつ鍋を擁護するつもりもありませんし悪く言うつもりもありません。
食べたいと思う人が美味しく食べれば、それで良い話です。


もつ鍋の本場は福岡の博多ということになっていて、確かに博多の街を歩くと
いろんなお店で、もつ鍋という看板が目に入りますね。

博多で凄いなと思うのは、一般の飲食店や居酒屋だけでなく屋台でも鍋料理を
扱うところがある点で、それがまた多くの博多オリジナル料理を生み出す土壌
になっているのかも知れませんね。

ところで、このもつ鍋ですが、韓国にも内臓の鍋料理があります。
味付けはコチュジャン(唐辛子味噌)なので、醤油ベースのもつ鍋とはかなり
違いはありますが、内臓を野菜と一緒に鍋にする辺りは似ています。



「コプチャンチョンゴル」という料理名で、コプチャンは正確には牛の小腸の
こと指す言葉ですが、広義の意味の「ホルモン」を使っているところもあって
はちの巣(胃)とかレバーのような色調ですが、レバーとは食感の違う部位が
入っているコプチャンチョンゴルを食べたことがあります。

博多では、もつ鍋には焼酎というのが一つの定番という感じになっていますが
若い世代を中心にアルコール度数が低めの酒類を好む傾向があり、ビールとか
ハイボールを飲む人も増えてきているようです。

韓国でもやはり鍋料理にあうのは焼酎とされていて、眞露という銘柄に人気が
ありましたが、もっとアルコール度数の低いチャミスルとか、ビールの人気に
押され気味のようで、韓国の飲食店でもビールを勧められることが多いです。

もつ鍋=コプチャンチョンゴルのように韓国と博多は距離が近いという地理的
な要因もあって、料理の作り方や素材に共通点が多くあるように感じます。

ちなみに、日本の居酒屋のメニューで韓国風の辛い鍋に「チゲ鍋」という名前
が付いていることがありますが、チゲとは韓国語で“鍋”という意味です。

ですから、そのまま直訳すれば「鍋鍋」ということになります。
鍋を鍋にして食べることは、いくら歯の丈夫な人でも無理ですからね、もしも
カタカナと漢字が読める韓国の人が、予備知識もなくメニューを見たら、一体
どのような料理なのだろうと思うかもしれません。

そのような間違いをしている居酒屋は、どこに行っても割とよく見かけますが
ちょっとシャレにならないんじゃないの?というのを「チゲ鍋のつゆ」という
商品(鍋つゆ)を見た時に思いました。

という話はともかくとして、今、世間で一番人気のある鍋物はなんでしょうね
宜しければ、好きな鍋料理をコメントで教えてもらえると喜びます。

posted by SUZURAN at 20:33| Comment(6) | 限定・季節の食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
喪中につき新年のご挨拶は差し控えさせていただきますが
今年も引き続きよろしくお願いいたします
Posted by yam at 2023年01月01日 11:05
昨年一年ありがとうございました、新年もよろしくお願いいたします、佳き新年をお迎えください。
Posted by kousaku at 2023年01月01日 16:21
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
Posted by kohtyan at 2023年01月01日 18:50
新年明けまして御目出度う御座います。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
Posted by ヨッシーパパ at 2023年01月01日 19:38
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
Posted by johncomeback at 2023年01月01日 20:47
yamさん:
kousakuさん:
kohtyanさん:
ヨッシーパパさん:
johncomebackさん:
新年明けましておめでとうございます。
Posted by suzuran at 2023年01月02日 00:03
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