2022年02月01日

メイケイエールが重賞4勝目

昨年、武豊騎手が久し振りに桜花賞【GⅠ】を勝つかも知れないと期待されて
いた3歳牝馬メイケイエール。実際にはチューリップ賞で優勝して、桜花賞の
優先出走権を獲ったものの武豊騎手が、その後のレースで落馬負傷したために
横山典弘騎手が手綱を取りましたが、デビュー二戦目から主戦騎手として手綱
を取ってきた武豊騎手でも手を焼くヤンチャ娘だったため、桜花賞ではレース
開始直後からじゃじゃ馬振りを発揮して18頭出走の18着になりました。



休養と再調教を挟んで、8月にはキーンランドカップに武豊騎手で出走はした
ものの1番人気で7着(16頭立て)と気性難が解消されなかったため次走では
武豊騎手から池添謙一騎手に変わって、スプリンターズステークス【GⅠ】に
挑戦して4着に終わりました。(16頭立ての7番人気でした)




父はディープインパクト産駒のミッキーアイル、生産牧場はノーザンファーム
と血統的な背景も優秀で、出身地は名門牧場、さらには競争能力は多くの人が
認める高さということから、精神面で幼さが残る3歳での出走は回避し、牧場
で充分に休養と基礎訓練を積み重ねて、4歳の初戦が今回のレースでした。

ヤンチャ娘ではなく性格が生真面目過ぎて、レースに出走すると先頭に立って
最後まで譲ることなく一着を目指して走ってしまうようだ、ということがこの
休養中の調教で理解され、調教で生真面目な性格を修正して、矯正用の馬具も
工夫してのシルクロードステークスへの出走でした。

今回のレースも武豊騎手ではなく池添謙一騎手が手綱を取りましたが、昨年の
とにかく前に出て、先頭に立たなければという気性がコントロールされて我慢
を覚えたのが大きく、騎手と呼吸を合わせて重賞4勝目を達成しました。



中京競馬場での短距離重賞【GⅢ】に勝ったので、次の目標は3月27日に中京
競馬場で開催される高松宮記念【GⅠ 1200m】ということになります。
GⅠでは再度、武豊騎手に戻るのか、池添謙一騎手のままで行くのか、調教師
が武豊騎手の従兄弟の武英智師なので、難しいところかと思いますが復活まで
の努力もあったと思うので、池添謙一騎手で行くでしょうね。

posted by SUZURAN at 20:35| Comment(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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