2019年から45周年のツアーが始まり、2020年の7月に横浜の赤レンガ倉庫の
広場でFINALのはずでしたが、ご多分に漏れず新型コロナウイルスの関係から
延期に追い込まれ、今年2021年の7月に1年延期の末に開催されました。
行きたいとは思っていましたが、チケットを取るのが難しいという理由の他に
もしも延期になったりした場合には、なかなか簡単に出直すとはいかないのが
地方在住者ということで、DVDとか出るだろうから自粛しておこうということ
になってしまいました。
甲斐バンドが「バス通り」でデビューした頃は、小学生で甲斐バンドの存在は
知りませんでしたが、中学校に進学した後「裏切りの街角」がヒットして当時
ヤマハの提供で放映されていた「コッキーポップ」という番組で、甲斐バンド
を見て、「氷のくちびる」でさらに好きになり、コンサートツアーを収録した
ライブアルバム「サーカス&サーカス」を聞いて、いつかは会場へ行きたいと
思うようになりました。
最初に行ったのは岐阜市民会館でのコンサートでした。
この頃は、セイコーのCMソング「HERO~ヒーローになる時、それは今~」が
大ヒットしていた時でしたが、何度も電話をかけて(この頃にはネットなんて
ないので、受付開始時間に合わせて電話予約でした)ようやくチケットを購入
して、初めて観た「翼あるもの」に衝撃を受け、終演後に会場内に流れていた
「ステージ」を聴いて甲斐バンドをさらに好きになりました。
というのが、高校二年生ぐらいの時だったのでデビューして4年目ぐらいかな
ですから45周年のうちの約40年は甲斐バンドをリアルタイムで見てきたこと
になるのではないかと思います。
「HERO」の次のシングル「感触-Touch-」は、いわゆるヒット曲というほど
の売上はありませんでしたが、曲の中のピアノの部分が特に好きで、ピアノで
参加していた板倉雅一さんを知ったのは、この頃でした。
甲斐バンドのメンバーではなく、浜田省吾さんのバックバンドの「FUSE」に
参加していて、今はサックスの古村敏比古さんと、ズカルフとして活動したり
Mergeとしても活動しています。(あくまでも個人趣味の余談です)
綾小路きみまろじゃないですが、あれから40年。
「漂泊者」とか「風の中の火のように」「嵐の季節」「昨日なる鐘の音」など
そんな歌を聴くと、30年前、40年前の情景が蘇ってきます。
甲斐さん、松藤さん、田中さん、まだまだ演奏を続けてもらいたいです。
小学生の頃からファンであると我々に公言していたので随分と大人びた音楽センスを持っていたんだなぁと思います。
コメントありがとうございます。
小学校から中学にかけて、山口百恵、桜田淳子などアイドル路線の人と
甲斐バンド、かぐや姫、吉田拓郎などのロック、フォーク路線に行く人
そして、ビートルズやクイーンなどの洋楽路線の人がいました。
平凡や明星等のアイドル&歌謡曲の情報誌があったり、コッキーポップ
なんてヤマハがスポンサーのフォーク・ロックの番組があったりして
今よりも音楽が華やかだった覚えがあります。