トマトは一般的に夏野菜の代表の一つというように見られていますが、実際には
日本で主に栽培されているように一年草ではなく元々は多年草で暑い気候よりも
冷涼な気候で元気に育っていた野菜です。
原産地はアンデス高原(標高2,000メートル以上の高地)ですから、本来の産地
では、涼しく清浄な空気の気候で自然に実をつけていたわけです。
そんなわけで、産地の気候に近い状態で栽培することによってインカ帝国の時代
のトマトを作るという目的で、あえて暑い時期を外して栽培して、冬をメインに
出荷される品種も存在しています。
トマトには生活習慣病に深く関わると言われている細胞の酸化を防ぐリコピンを
多く含まれているので、年齢に関係なく細胞の老化を抑制する野菜として多めに
摂りたい食品であることは間違いないと思います。
始めに書いたように中央アンデスと呼ばれている、インカ帝国、アステカ文明が
栄えたエリア(現在のペルー、エクアドル、ボリビア)が原産地で自生していた
トマトを現地の人たちが食用として栽培し、16世紀頃に大航海時代の波に乗って
この地方に入植したスペイン人によってヨーロッパに伝播したのが世界にトマト
が旅立った先駆けということになります。
この地域を起源とする食材は、他にもジャガイモ、カボチャ、トウガラシ、マカ
チョコレート(カカオ)などがあり、古代の先端文明の住民は豊かな食材の生活
に恵まれていたようですが、スペイン人の入植によって滅亡しました。
今のスペイン人を責めても仕方ないですが、大航海時代は命がけの冒険によって
新大陸を発見し、グローバル社会の幕開けというポジティブな見方がある反面で
原住民を滅亡させたり、奴隷にしたり、蛮族による人間狩りの時代でもあったと
いうことで、現代も形を変えてアメリカやイスラエルのやっていることは同様に
多民族に対する迫害と虐殺の歴史を重ねているだけだと見ています。
トマトの話に戻ります。
ヨーロッパに移植されてからしばらくは、主に観賞用として栽培されていました
が、19世紀になりイタリア、スペイン、イギリスなどで食用として改良された後
アメリカに伝わり、それぞれの国の好みや栽培地の気候に合わせた交配が進んで
地域や食性に合わせた多くの品種が生み出されて、それは現在も続いています。
日本には江戸時代に伝わりましたが、真っ赤な色の酸味があるため明治時代まで
一部の趣味の人の観賞用として栽培されていましたが、大正時代になってからは
外国人の利用方法を見習い、食材として認識されて食用になりました。
現在は日本独自の改良品種が主力となり、フルーツトマトと呼ばれる甘味が強い
品種やリコピンの配合割合が高い健康を意識した品種などカゴメなどのトマトに
強いメーカーも参入して新種の開発競争は終わることはないでしょう。
棚に何種類も並んでいるトマトの中からどれを選ぶべきかですが。
品種が増えれば増えるだけ選ぶ楽しみと品質の見分け方の悩みが増えます。
枝付き(トマトの頭の部分の緑のヘタの部分)が枯れているものは、収獲からの
時間が経っていますので、鮮度が落ちていて、表面に傷の目立つもの、割れ目や
裂け目のあるものは熟しすぎていて味が抜けていると見るべきです。
外見上、いかにもトマト(円形)という形のものが美味しく、形が四角に見える
角張ったものはゼリーの部分が少なく空洞になっていて味は劣ります。
もうすでに購入していて手元にある場合は、水の中に入れてみて下さい。
そのまま浮き上がらずに沈むものは、大体糖度が6以上あるので生食向きですが
水の中ですぐに浮いてくる軽いものは糖度が低いので、熱湯に浸けて皮をむいて
トマトソースにして食べるようにすると美味しく調理出来ます。
尚、夏の間は過熟を防止するために、完熟(糖度6以上)になる前に収獲をする
傾向がありますから、もっとも美味しい最盛期と思われている暑い時期のトマト
は意外に甘みの少ないものが多いのが実際の状況になっていますが、気温が高い
時期には、酸味が強い食材(ビタミンCの含有量が多いもの)が美味しく感じる
ように出来ているので、暑い時期に酸味のある食品を食べたくなるのは、本能が
欲しているということになります。
トマトは抗酸化作用と豊富なビタミンCの含有量で、色素沈着を防止する食材と
いう側面も持っていますから、特に紫外線によるシミが気になる女性の場合には
美容と健康のために夏には特に積極的に利用したいのがトマトです。



nice!です。
トマトも添えられていることが多いでので、けっこう食べてるほうですかね。
話しはちょっと脱線しますが、ミニトマトとプチトマトの違いです。
どちらかが、どこかの種苗会社がネーミングしたと聞いたような記憶があるんですが・・・。
トマト、畑から直接採ってきたのは、美味しいと思ったことがありますが、流通に乗ってきたものは美味しいと思ったことはありません^^;
昔ながらの青酸っぱいのも好きですが(^_^;)
コメントありがとうございます。
>頂き物のトマトがあるので、食べなくちゃ
最近は野菜売り場に行くとトマトがたくさん出ています。
特に女性のお肌に有効らしいので、価格が安定しているのは良いことですね。
コメントありがとうございます。
>トマト大好きです。
男性でトマト好きな人は割と多いみたいで、居酒屋でトマトスライスを頼んでいる人は男性が多いですね。
コメントありがとうございます。
>夕食にはたいてい妻がミニサラダを用意してくれて、
>トマトも添えられていることが多いでので、けっこう食べてるほうですかね。
トマトが赤くなると医者が青くなるんでしたっけ?
赤く熟したトマトが最盛期になると病気になる人が減るので医者が仕事がなくなって困るという話ですね。
>話しはちょっと脱線しますが、ミニトマトとプチトマトの違いです。
>どちらかが、どこかの種苗会社がネーミングしたと聞いたような記憶があるんですが・・・。
ミニトマトは小さなトマトという意味で商標権はありませんが、プチトマトは「タキイ種苗」が開発した特定品種に付けられた
商標権のある名前でした。現在は販売終了のためプチトマトという特定品種は存在しません。
プチトマトという呼び方自体が一般名称として広がっているので、小さなトマトをプチトマトと呼んでも問題はないみたいです。
コメントありがとうございます。
>トマトをぬか漬けに漬けたり、揚げ物にしたり、おでんに煮込むのが好きです。
前に京都駅の売店でトマトの漬物を勧められました。韓国に行くとトマトのキムチもありますが、食べたことはありません。
揚げ物にすると弾けそうですが、なにか特別なことをするのでしょうか?トマトのおでんは聞いたことがあります。
コメントありがとうございます。
>nice!です。トマトは甘い品種が流行っていますが、酸味もないとトマトらしくないなぁ。
フルーツトマトとか甘いですね。
最近はトマトジュースも、食塩無添加のものが増えたことも関係しているのか、とても甘くて普通にフルーツジュースです。
生食だと甘いものが好まれそうですが、酸味があってこそのトマトだと思う人も少なくはないと思います。
コメントありがとうございます。
>トマトは好きですが、昔ほど美味しく感じなくなりました。😢
子供の頃に祖父の後をついて畑に行って、その場で採って食べたトマトの味は今とは違っていたような気がします。
販売されているトマトはほとんど子供の頃のような青臭い匂いがしなくて、個人の主観ですがトマトらしさみたいなものを感じません。あの匂いがトマトの味の一部だったような感じがします。
コメントありがとうございます。
>ナイス😊
>トマト、畑から直接採ってきたのは、美味しいと思ったことがありますが、流通に乗ってきたものは美味しいと思ったことはありません^^;
どちらかと言うと、ちょっと熟れすぎの一歩手前ぐらいのB品の方が子供の頃に食べたトマトに近いような気がします。
家庭菜園とかできる環境にないので、野菜は買って食べるしかないですが、着飾った感じのトマトよりは無造作に箱に詰められているトマトの方がトマトらしい味かなという気はします。
価格帯が高めのおしゃれな名前のトマトはやっぱり甘くて、野菜という感覚ではなくフルーツですね。
韓国ではトマトは砂糖をかけて出て来るので、完全にフルーツの扱いだと思います。
コメントありがとうございます。
>最近はトマトの売り場が賑やかですよね。
>昔ながらの青酸っぱいのも好きですが(^_^;)
そうですね、今日もトマトを買いましたが、大きさがミニトマトからミディトマト、そして普通のサイズのトマトまで。そして赤いトマト、黄色いトマトという感じで色も分かれていました。
完熟トマトが当たり前になって、ヘタの周りが緑色のトマトなんて全く見なくなりましたが、あのヘタが緑色のトマトが子供の頃に食べていた酸っぱくて味の濃いトマトのような気がします。