レイア姫の検視報告書

昨年末にロンドンからロサンゼルスへと移動中の航空機内で倒れて意識の
ない状態で病院に搬送され、ＩＣＵに入院して経過観察に入って四日目に
死亡したスター・ウォーズのレイア姫（キャリー・フィッシャーさん）の
検視報告書の内容が公表されました。



体内からは大量のアルコールとアヘン、コカイン、合成麻薬のＭＤＭＡ＝
エクスタシーなどの薬物の成分が検出され、ヘロインの摂取もあったもの
と思われるものの量と時刻が特定できないことから、突然死の原因となる
レベルの使用量だったかはわからないようです。

スター・ウォーズシリーズに復帰するために、レイア姫を演ずるキャリー
・フィッシャーさんとルーク・スカイウォーカーを演ずるマーク・ハミル
さんの二人には、専用のトレーナーを付けての減量を指示されたという話
がありましたが、ハリソン・フォードのように継続的にいくつもの作品の
オファーがあるわけでもなかったので、女優として体重のコントロールを
していたわけでもなかったでしょうから、再び、世界の映画ファンからの
厳しい評価を受けることになる映画に出演することになり、人に言えない
ストレスが薬物とアルコールの量を増やしたのかも知れませんね。



検視報告書の上では複数の薬物による影響と睡眠時無呼吸症候群や心疾患
が複合的に関与したことで死に至ったと結論付けていて、周囲の人たちも
キャリー・フィッシャーさん自身そんなに健康体でなく突然亡くなること
も想定しての自伝の執筆だったとしたら、ハリソン・フォードの初体験や
不倫の恋まで包み隠さず書いたのもわかるような気がしますし、ひとつの
遺言としての意味合いもあったとも言えそうな気がします。

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