一昨年から週刊誌などで覚せい剤使用を指摘されていた元プロ野球選手の
清原和博が覚せい剤所持の現行犯で逮捕されました。
ＰＬ学園から西武ライオンズに入った頃は爽やかな感じの好青年の雰囲気
を醸し出していましたが、読売ジャイアンツに移籍した頃はプロ野球選手
というよりは格闘技系の筋肉質の体になって、短く剃り上げたような髪型
の影響もあって、ギラギラとしたマッチョ系の肉体派に変身してしまって
好き嫌いが完璧に分かれる選手になりました。
私は野球選手とは思えない体躯と言動を見聞きして、西武時代との落差に
失望して嫌いな選手になりましたが、しなやかな筋肉で投げる打つ走るが
必要なスポーツの選手として鍛え方がおかしいという批判は、いろいろな
元選手やトレーナーから指摘されていましたが、あの時点で聞く耳を持つ
柔軟さがあれば、覚せい剤で逮捕されることもなかったでしょう。
引退後はコーチのオファーよりも監督ということで、段階を積むことなく
監督を目指していると自他ともに発言していましたが、刺青を入れたとか
子供のリトルリーグの試合で相手チームの選手を執拗に罵倒して試合場に
出入り禁止になったとか、ロクでもない噂しかなかったので、そのような
人間に監督の就任を要請するような球団はありませんでしたね。
そして奥さんとの離婚へと進み、その後は貧困生活とか落ちぶれたような
話ばかりが出ていましたが、最近になってまたテレビから声がかかったと
いうような話が出ていましたが、その頃には既に警察の内偵が進んでいた
ということのようですね。
一昨年から逮捕という見出しが出ていましたから、その頃に周囲の警告に
耳を傾けていれば、実際に逮捕されることもなかったかも知れません。
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